簡易GNSS観測用にUbloxM8シリーズとラズベリーパイを使っている。
M8シリーズは最初はトラ技の基盤を購入したが、現在では同等の物が3分の1の値段で買うことができる(海外のサイトからではあるが)
座標決定には有名な高須先生のRTKLIBでの後処理。地域上、基準局には戸河内Aを使うことがほとんど。
原理上、非常に高価なGNSS測量機と同じ精度がでるはずで、正確な座標が欲しいときに使用している。(本当に正確にするにはアンテナの向きやポールの垂直、測定時間、その他、たくさんの要素は必要ではあるが)
ラズベリーパイでの観測時に使っているのがTouchRTKStation。観測だけなら画面も不要だが実際に正常に動いているかどうかの確認にはやはりディスプレィは便利、タッチパネルということもありで。(以前はUSBメモリが光っているので動いている、という状態で使っていた)
そして、これを4台にして同時観測によって非常に正確な相対位置関係を得ようとしている。
今回の3台めと4台目ではインストールでちょっとてこずったので備忘録として。
( いつもお世話になっている Qiita 簡単に作れる一周波RTK-GNSSの基準局+移動局 – Qiita)
3台目では相当てこずったがこの時に残しておいたメモが役に立った。
TouchRTKStationのデフォルトのインストーラー(Install.sh)では、ディスプレィが4インチなので他の例えばアマゾンで購入した3.5インチとかでは画面が見えなくなるので3.5インチ用のドライバを持ってきて(これはディスプレィの説明書通りにインストールする、)また、デフォルトのインストーラーではRTKLIBもGithubから持ってきてくれるがこれも別に必須ではなく自分でGitすればOKで、中のものもmakeall.shを走らせれば何も問題はない。しかし肝心のTouchRTKStationのインストールの時にQt5-defaultがリポジトリに無いと言ってくる。だいぶネット上で探したが。
しかし、これはQt5-assistantを替わりにインストールすればOK。
これは単純にノートパソコンのUSBからの給電状態、電圧が低いよと、アラームが出るが
タッチ操作でアプリが起動できるようにしている。/usr/share/application に 何とか.desktopとか あるいは32ピクセルのアイコンを入れるとか、ネット上には情報がいっぱいでありがたい。
盗難の心配をしなければ24時間観測も(途中バッテリー交換を一度しなければならないとは思うが、本体自体の電源を落とすことなく交換が可能)可能。
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