RTK 草の根基準局 と飛行場

基準局、本格稼働。https://rtk.silentsystem.jp/  (基準点の稼働には最適な観測仰角やSN比の設定にかなりの時間を費やしてしまったが公開にあたっては全く問題のない設定にこぎつけることができた)

自前基準点のRTK試験、弊スクール飛行場のコース上を歩いて記録、データをKmlファイルに変換してGoogleEarth上に表示させてスクリーンショット。

コース上を歩いた通りに軌跡が見える。緑色の点はFIX、スクエア飛行と8の字飛行のコースがはっきりと記録できた。

基準局座標は、2023年12月中旬に48時間以上のF9PによるGNSS観測(GPS,GLONASS,GALIREO,Beidou,QZSSただしBeiDouは電子基準点にデータがないので自前RTK用)の後戸河内A、芸北、広島1とPPKで決定。解析はDrogerProcesorを使わせてもらった。

                    データもしっかりと取れている。

     較差の検証 3ミリ、4ミリメートル   この図は 広島1ー自前基準点ー戸河内A 

           自前基準点(草の根基準点)の4方向の電子基準点とでPPK

GNSSを10個以上捉えて解析ができている。これで得られた座標(今期)を元期に変換して草の根基準局に再登録。測量としての衛星数も十分(GPSとGlonassを合わせて6個以上とか規定されている。)

以前の社屋では基準局はラズベリーパイを使ってデータをRTK2GOにアップロードしていたが、今回はより安定性を目指して弊社データサーバー(サーバー専用機)を使ってCQNtripServerへアップロードしている。

受信機も以前のM8P−2からF9Pにアップグレード、2周波のRTCM3で出している。

ローバー側は今の所M8P系だけの運用で2周波の恩恵は直接には受けることはできないが、ローバー側にもF9Pを導入する予定。

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